Photo of One Day

ある日、ある時、ある場所の写真

自然の流れ

なるほど。確かにその通りなんだよなあ。当たり前過ぎてピンと来なかったのだけれど、その通り。意図が無ければ、確かに失望も無い。

たぶんだけど、花は、自分が散る運命にあることを気にかけたりしないのだろうし、その瞬間が来たとしても失望したりはしないんだろうなあ。

 

あれこれ

一昨日も、実家の草取りを行った。そして、またしてもイヌカタヒバとの闘いで一日が終わった。結局、目標としていた作業工程の半分も終えることができなかった。

ここまで苦戦すると、清々しい気持ちになってくるから不思議だ。諦観というべきか達観と言うべきか、とにかくそんな風な心境に到達する。

当分、カメラ持ってぷらぷらはお預けになるだろう。まあ、そういうこともある。どうしても写真を撮りたい、というわけでも無い。

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夕暮れ時、感慨のようなものにふけりつつ、庭を眺めた。眺めれば眺めるほど、作業が必要と思われる箇所が増えていく。終わりのない闘いが、今後も続くことが予想された。

イヌカタヒバを片付けたら、いよいよその他の、メインの雑草たちに手をつけることになるだろう。そして、伸び過ぎている上に何やら得体の知れない極小の昆虫がビッシリへばりついている木瓜の枝を切り、家の裏側の通路を占領しつつある多種多様な雑草たちと対峙する…。

そこは昨年、ビッシリ生えていたイヌカタヒバを全て引っこ抜いた場所だ。今年、イヌカタヒバは生えておらず、それは一つの勝利と言えるのかもしれない。しかし、結局、イヌカタヒバの代わりに、その他の雑草が大地を占領することになった。彼らもイヌカタヒバと同じくらい手強そうだ。

闘いの日々は続く。